私ども佛教美術協会は令和4年8月26日をもって「一般社団法人佛教美術協会」と成りましたことをご報告いたします。
当会は、昭和29年(1954年)に伝統造像技法を有する作家たちが意を合わせ、当時の美術界・佛教界の賛助を戴き、更に三越本店美術部のご協力を得て創設されました。
佛像はいつの時代においても拝んでいただく為には佛像の「すがた」の内に「慈悲」が込められていなければなりません。
私どもは、価値観の多様化する現代において人々に求められる佛像とはいかなるものかを模索し、そして現出した佛像によって人々の心に安寧が生まれることを願うのです。
この度、法人となったことを契機に、佛教美術協会創立会員の志を掲げ、今に連なるその系譜をしっかりと保護してまいる所存です。
創設70年となる一般社団法人佛教美術協会をよろしくお願い申し上げます。
佛教美術協会会員一同
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